当社グループの営業概況ですが、中核事業である製造卸売グループは、当社において大手GMSのPBや大手専門店チェーン向けが堅調に進んでおり、スタイリンク株式会社で展開する有力SPA向けも拡大するなど、計画通り順調に推移しております。またSPAグループのキャリア&ミセス系SPAは、ジュンコシマダジャパン事業で店舗売上の増加等により収益改善が進んでおります。
しかしながら、渋谷109系SPAの株式会社ヴェント・インターナショナルでは、郊外ショッピングセンターモール店舗を中心に販売低迷が続いており、売上・利益構成比が高い第4四半期においても改善が難しく、計画を大幅に下回る見込みとなりました。その結果、連結の売上高、営業利益、経常利益に影響するため、各予想数値を修正いたします。
また、株式会社ヴェント・インターナショナルの業績不振に伴い、事業再編損及びのれん償却額の特別損失の計上、ならびに繰延税金資産の取崩しが見込まれます。一方、平成24年10月10日発表しました連結子会社であるジュンコシマダジャパン株式会社からの事業譲受け及び同社の解散に伴い、同社の繰越欠損金を引継ぎ、繰延税金資産を計上するため、法人税負担が約4億円軽減される見込みです。以上により連結の当期純利益の予想数値も修正いたします。
なお、特別損失及び繰延税金資産の取崩し、ならびに法人税負担の軽減についての詳細は、本日別途発表しました資料をご覧下さい。
※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は今後の様々な要因により予想数値とは異なる可能性があります。