(注)平成26年2月期の通期の業績予想における1株当たり当期純利益については、株式分割後の額を記載しております。
当社は、平成25年4月4日開催の取締役会において、株式の分割及び単元株制度の採用について決議し、平成25年9月1日を効力発生日として、普通株式1株を100株へ分割し、単元株式数を100株とすることとしております。株式分割を考慮しない前回発表予想の1株当たり当期純利益については17,730円50銭、今回修正予想の1株当たり当期純利益については9,498円48銭となります。
当第1四半期累計期間のわが国経済は、政府の経済政策への期待感は高まっておりますが、小売業界におきましては、依然として節約志向や、価格と品質のバランスを重視した消費動向が続き、経営環境は厳しい状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当社は業績の向上を目指しましたが、当第1四半期累計期間における既存店客数前年比は87.5%と前年を大きく下回り、既存店売上高前年比は89.0%、全社の売上高前年比は93.9%となりました。
客数減につきましては、既存の客層の中でもボリュームの大きい層である、30代の顧客に対応する商品の拡充を徹底できなかったこと、また、当社の店舗で定期的に商品を購入している、常連顧客に対応できる変化のある品揃えが不足したことが、大きな要因であります。
第1四半期に起きた課題につきましては、現在、改善に取り組んでおります。第2四半期には回復を見込んでおりますが、第1四半期累計期間に発生した計画との乖離を補うには到らず、第2四半期累計期間の前回予想を修正するものであります。
通期につきましては、第2四半期累計期間の修正および、第3四半期以降で当初計画より売上高で50百万円増、営業利益で5百万円増、経常利益で5百万円増の修正を行いました。修正の理由は、30代の顧客および常連顧客など当社のコアとなる客層で客数改善を更に進めることに加えて、女性客拡大など新規顧客への対応も推進することで、当初計画より売上増が見込まれるためであります。以上により、通期の前回予想を修正するものであります。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。