政権交代以降、景気動向は好転の兆しが見られてまいりましたが、節約志向は依然として強く、個人消費の本格的な回復には未だ時間がかかる状況で推移いたしました。
　そうした中で、当社グループの飲食事業における通期既存店売上高は、101.1％と堅調に推移し、連結売上高は、概ね計画どおりの見込みとなりました。コスト面におきましては、原価率の上昇に加え、来期以降の出店計画達成のための先行投資として、人材の確保・育成を重視した結果、2014年入社の新卒採用活動を強化するなど、採用関連費用が増加いたしました。また、店舗リニューアル関連費用がコスト増加要因となりました。この結果、営業利益は68百万円、経常利益は65百万円の見込みとなりましたが、当期純利益は、法人税等を加味した結果、概ね計画どおりの24百万円の見込みとなりました。