平成25年5月期の第2四半期連結業績における売上高は15,000百万円(前回予想比△3.8%)を見込んでいます。その主な要因は、調剤薬局事業において、薬価改正の影響等により処方せん単価が想定より伸長せず、既存店売上高が計画を下回る水準で推移しているためであります。
利益面でも、営業利益630百万円(前回予想比△25.3%)、経常利益520百万円(前回予想比△30.8%)を見込んでいます。その要因は、計画比減収に伴う相対的な利益率の低下に加え、今後のM&A等による急速な業容拡大に対処できるよう内部体制を整備するための人員・インフラ等のコストを先行的に支出したためであります。なお、当期純利益が630百万円(前回予想比+83.8%)と大幅に増加するのは、既に持分法適用関連会社としていた新世薬品株式会社を平成24年10月に完全連結子会社化した際に、段階取得に係る差益として400百万円程度の特別利益の発生が見込まれるためであります。
平成25年5月期の通期連結業績予想につきましては売上高33,100百万円(前回予想比+4.5%)、営業利益1,790百万円(前回予想比+0.3%)、経常利益1,610百万円(前回予想比+0.6%)を見込んでいます。
M&Aで取得した新世薬品株式会社(平成24年9月14日付公表「新世薬品株式会社の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ」ご参照)や株式会社寿製作所(平成24年9月28日付公表「株式会社寿製作所の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ」ご参照)等が第3四半期以降に連結売上高と利益に寄与することに加えて、利益率の高い後発医薬品や地域医療をさらに推進すること、店舗人員の効率化による固定費削減に努めること等により、通期では増収増益を確保する見通しであります。なお、当期純利益が1,030百万円(前回予想比+40.5%)と大幅に増加するのは、第2四半期に計上が見込まれる前出の特別利益の影響によるものであります。