(1)第2四半期累計期間の業績予想
売上高につきましては、主力商品「養命酒」が効果的な販売促進活動により売上が堅調に推移し、前回発表予想に対して190百万円増の6,120百万円となる見込みとなりました。利益面につきましては、売上高が計画を上回る見込みとなったことに加えて、上半期に予定していた販売促進活動を下半期に実施すること及び全般的な経費の節減により、営業利益は390百万円増の940百万円、経常利益は400百万円増の1,080百万円となり、前回発表予想を上回る見込みとなりました。四半期純利益につきましては、「3.固定資産の減損損失の計上について」に記載の通り、628百万円を特別損失に計上することとなり、前回発表予想を下回り、330百万円減の120百万円となる見込みとなりました。
(2)通期の業績予想
通期業績予想につきましては、第2四半期累計期間の進捗状況を踏まえ、売上高は前回発表予想に対して90百万円増の12,800百万円を見込んでおります。利益面につきましては、下半期に販売促進活動の積極的な実施を予定しており、営業利益は30百万円増の1,920百万円、経常利益は40百万円増の2,150百万円となる見込みです。また、当期純利益は子会社の吸収合併により抱合せ株式消滅差益730百万円を特別利益に計上する見込みであり、180百万円増の1,520百万円となり前回発表予想を上回る見込みです。
なお、子会社の吸収合併の詳細につきましては、本日別途発表しました「子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)及び特別利益の計上に関するお知らせ」をご覧ください。
3.固定資産の減損損失の計上について
長野県諏訪市の商業施設「くらすわ」につきましては、当事業年度においてキャッシュ・フローの黒字化を目指してまいりました。しかしながら、「くらすわ」の繁忙期である夏場を終えた第2四半期累計期間の進捗から、当事業年度の計画達成が困難な見込みとなり、今後も収益改善には時間を要すると判断し、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、固定資産の減損処理を実施し、減損損失として628百万円を特別損失に計上することといたしました。