当第2四半期連結累計期間は、企業の設備投資や販促投資が戻りつつあるなかで、市場環境は全般的に明るさを増してきております。映像製品の開発・製造・販売事業は、渋谷駅ハチ公口交差点前「QFRONT」ビル壁面に国内最大級の街頭ビジョンを納入したほか、自動車メーカーのショールームやロードサイドボード(主要幹線道路沿いに設置される広告看板)向けにLEDディスプレイ・システムを納入するなど、大型案件が増加いたしました。さらにコンサート・イベント事業が、コンサート案件を中心に計画以上に伸長したことから、売上高は前回予想を上回る見通しです。利益面につきましては、堅調な売上推移により最重要課題であった映像製品の開発・製造・販売事業が黒字転換したこと等から、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前回予想を上回る見通しとなりました。
これらの結果、売上高8,200百万円(前回予想比9.3%増)、営業利益750百万円(前回予想比33.9%増)、経常利益650百万円(前回予想比30.0%増)、四半期純利益350百万円(前回予想比40.0%増)を見込んでおります。
通期の連結業績予想につきましては、第2四半期連結累計期間までの業績が堅調に推移していることを踏まえ、売上高16,200百万円(前回予想比4.5%増)、営業利益970百万円(前回予想比11.5%増)、経常利益850百万円(前回予想比13.3%増)、当期純利益450百万円(前回予想比28.6%増)に上方修正いたします。
(注)業績予想値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により、予想数値と異なる場合があります。