平成25年2月20日のお知らせのとおり、当社グループは東日本大震災の復興支援の一助となるべく、株式会社バイノスを子会社化し、環境メンテナンス事業に進出しました。株式会社バイノスは、筑波大学発のバイオベンチャー企業で、主に同社が発見した新種の微細藻類「バイノス」の汚染物質の吸着特性を活かした排水・廃液及び廃棄物処理、除染作業等の事業を展開しております。
「バイノス」は、ストロンチウム、セシウム、ヨウ素等約20種類の放射性物質を高効率で取り込み・吸着させることで、汚染水を浄化いたします。さらに、除染によって排出される汚染物質の減量にも貢献でき、比較的容易に大量生産が可能であるという特性も有しております。「バイノス」から作製した「バイノスフロック」を使用した水処理設備とサイクロンシステム車両を組み合わせることで、アスファルト及びコンクリート面の除染に威力を発揮しております。現在は、主として福島県の自治体等の除染作業に対応しており、車両・機材・人材等の整備を早急に進めて対応してまいりましたところ、当初予想を上回り順調に推移いたしました。
また、会員事業の「学生生活110番」会員・「安心入居サポート」会員はお困りごとに対するコスト意識の高まりから、以前にも増してご好評をいただき、新規入会者が増加したことにより、予想を上回る売上高となりました。
なお、AvanStrate株式会社第1回無担保社債の償還予定期日が変更され、投資有価証券評価損を60百万円計上したことにより、当期純利益は前回予想を下回り411百万円となりました。
(注)上記の予想は本資料の発表時において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要
因によって予想数値と異なる場合があります。