第2四半期累計期間においては、主力事業であるカラオケルーム運営事業の新店が当初計画どおりに出店されたものの、最繁忙期である年末年始の忘年会・新年会の需要が期待程度に伸びなかったこと、一部の地域における競合出店によりシェアが減少したこと並びにオリジナルコンテンツの確保や「カラオケの鉄人」ブランドの構築に対する先行投資として販管費が増加したことを主な要因として営業利益面で当初見込んだ収益の確保に至りませんでした。
また、台湾子会社(鐵人化計畫(股)有限公司)において、設立時の目的の一つであった店舗運営事業に必要な機能(店舗用不動産確保、人材確保、商材確保等)のノウハウをこの2年間で概ね構築できたものと判断し、同社の12月決算時において「のれん勘定」44百万円を一括償却したことで四半期純利益が影響を受ける結果となりました。
平成25年8月期通期業績見込みについては、足下での円安・株高による影響により景気の早急な回復が期待されているものの、個人消費、特にレジャー消費の需要が好転するまでにはタイムラグがあるものと判断しており、また、競合環境もシェア獲得で一層厳しい状況になると思われます。
これらを踏まえて、カラオケルーム運営事業においては、既存店での売上を上期程度の傾向値での業績へ修正いたします。その他の事業につきましては、概ね期初予想程度の業績を見込んでおります。
※上記の業績予想については、現時点において入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、潜在的なリスクや不確実性が含まれております。そのため、様々な要因の変化により、実際の業績はこれと異なる可能性があります。