当期の連結業績につきましては、M&Aアドバイザリー事業において約20億円の売上未達となる見込みです。売上減少の主な原因は、当初見込んでいたメガ・大型案件の遅延や一部不成立、並びに円高による米国リージョンの売上換算額の減少によるものです。この売上減少に伴い純利益では約4億円の未達となる見込みです。
一方、2011年後半から日本企業における海外企業の買収(クロスボーダーM&A)がより一層活発化してきております。当社におきましても、2011年度の日米及び日印クロスボーダーの取扱件数がいずれも1位(公表ベース:ブルームバーグ調べ)となりました。また、「富士フイルムホールディングス株式会社によるSonoSite, Inc.の買収」等の案件に関与しておりますが、これらの売上は2012年に計上される予定です。
なお、当社の配当政策につきましては期末発行済株式数による1株当たり当期純利益(連結)の30%を配当の目安としておりますが、内部留保の水準などを総合的に勘案して当期の配当は当初の予想通り1株当たり1,000円を予定しております。
※業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。