平成25年3月期第2四半期累計期間(平成24年4月1日~平成24年9月30日)の連結業績については、EMS事業において、本年4月に設置したグループ横断的営業戦略組織が機能し、重要顧客(キーアカウント)に対する本社営業を精力的に進めてきた結果、新規受注を獲得するに至りました。また、複数事業に跨る案件の受注が増え始める中、利益率の高い受注獲得に結び付けることができ、その結果、営業利益が予想より上回ることとなりました。
一方、平成25年3月期第2四半期累計期間(平成24年4月1日~平成24年9月30日)の個別業績については、
我々のお客様であるメーカー各社は、昨年の東日本大震災、タイ大規模洪水以降、メーカー各社はBCPの観点も踏まえて調達体制、生産体制、供給体制の見直しを進めており、それに伴い拠点体制の再構築が進んでおります。その中で国内生産においては、メーカー各社からのコストダウン要請が通常以上に発生しており、IS事業においては、売上高はほぼ計画通り推移するものの、利益面では予想より下回ることとなりました。またCS事業においては、スマートフォン(高機能携帯電話)の普及とともにゲーム専用機、携帯電話の流通量が低下したことで修理台数の増加が見込めず、売上高の減少に伴い利益が予想より下回ることとなりました。
なお、平成25年3月期連結業績通期見通しおよび平成25年3月期個別業績通期見通しについては平成24年5月15日発表の当初予想値からの変更はありません。